https://londonedinburghlondon.com/
元々参加を考えていたところ、あまりの人気に断念。その代わり、次回優先枠があるとされるボランティアに参加することに。
出発点は、ロンドン北東のLoughtonのある小学校。いつものEssexライドの経路であり、勝手知ったるところであるのも後押ししました。
土曜日
土曜日は午前9時集合、10時から受付開始。私に配点されたのは受付登録業務。準備のお手伝いです pic.twitter.com/tjW7msxc9R— #aminocyclo (@aminocyclo) 2017年7月29日
家から20キロちょい、約1時間弱で到着。朝ご飯を頂戴し、受付へ。
約1500人を、Aから順に15分刻みの出走スロットに配分。デスクは5つ。1つのデスクで300人を捌くことになります。
手続はさほど手間のかかるものではなく、名簿との対照、本人確認、サインとブルベカードはじめ必要物が入った袋を渡すだけ。サインされた書類とブルベカードには個々人のバーコードが付され、これがスキャンされることで、本人が出頭した証拠と扱われます。
まだまだいらっしゃるはず— #aminocyclo (@aminocyclo) 2017年7月29日
コスモポリタンでとてもよい💓 pic.twitter.com/GSBL0TqD5g
当初、午後はバッグドロップの手伝いに回る筈でしたが、そちらは人手が余っていることと、手慣れているという評価をいただき(?)、午後も受付に留まることに。
予想されたことですが、参加者の国籍は多岐にわたります。IDのチェックをするので、だいたいどこの出身かは分かるのですが、いわゆる欧米の他に目立つのが、インド、タイといった国々。勿論日本も一大集団です。また、当然のことですが、中国人も増えているとのこと。
ちょっと面白かったのが、博士号・教授の多さ。IDの種類によるところはありますが、TitleでDrやProfを付けている人多数。
受付業務は、きちんとマニュアル化されています。少々のイレギュラーはありますが、そこはリーダーに聞いて対応。どうも、当日ドーヴァーでストライキがあったらしく、そのために遅れた人が多数いたみたいです。ボトルに・・・をせざるを得なかったよ、という人も。
日本の皆さんには、突然日本語を喋って驚かせたかもしれません。すいません・・・
ボランティアですので、報酬はありませんが、食事はタダで頂けます。それ以外には、スタッフTシャツや余ったボトル・ドロップバッグなどを貰うことができました。ささやかな🐷 pic.twitter.com/y6MqMbiHZU— #aminocyclo (@aminocyclo) 2017年7月29日
受付はおおよそ午後5時に捌け、退散。ちょうどその頃から大雨だったので、ずぶ濡れで帰ることになってしまいました。
日曜日
出走当日となる日曜日。諸々の理由により元々の予定より遅れて現地に向かおうとしたところ、偶然、Ride Londonの市民ライドを目にすることに。ラッキー。
— #aminocyclo (@aminocyclo) 2017年7月30日1時間ほど走って会場へ。前日、帰宅後に肉&カレーを食べたためか、やや胃が重たい。
この日の午前中の配点は屋外での誘導。出走時間は15分刻みなので、前走者が出走後から次ぎのスロットのバーコードスキャンが始まります。その列とその他の自転車が無秩序に交錯しないように、時間に余裕のある参加者は駐輪場に行ってもらうように誘導するのが1つ。
また、出走のタイミングでは、会場から出て行く出走者と、会場に到着した参加者の接触を防ぐために、出口の交通整理をするのがもう1つ。
このタイミングで多くの日本人参加者の皆さんとお話しすることができました。
出走者にエールを送り、来場者に挨拶をするこのお仕事は大変気に入っていた訳ですが、途中で、キッチンに長蛇の列という理由により召喚。
参加者が多いので、食事や飲み物が一度キッチンから出てくるのが間に合わなくなると、直ちに列がスタックします。大変申し訳ない思いながらも、人海戦術でボトルネックの解消に努めます。今日は門の前で交通整理をしています。見かけたらお声掛けください😄#LEL2017 pic.twitter.com/pX9rUGz0A2— #aminocyclo (@aminocyclo) 2017年7月30日
コーヒーを作っていたエストニア人の男の子(お父さんが走るらしい)は、朝から12時間コーヒーだけをポットに詰めていたらしい。うへえ。
最終走者は4時、そこは総出でお見送り。その後、集まったボランティアで記念撮影をしつつ掃除。最後に残ったドロップバッグをトラックに積んで、お仕事終了。午後6時。
最終ウェーブ、いきました。— #aminocyclo (@aminocyclo) 2017年7月30日
お疲れ様!🚲 pic.twitter.com/6KGDkL9m6G
次のチャンスを確保したいという欲から登録したボランティア、仕事自体はそこまで楽ではありません。しかし、このイベントに参加するために集まった様々な国の人と話すなかで、4年後に実際に走っているイメージが否応なしに高まってきました。ボランティア仲間と4年後の再開を約束しつつ、撤収。
これを書いている今頃は、多くの参加者が距離を稼いでいるところでしょう。UKは基本的に南西の風なので、行きはよいよい、というパターンが予想されます。ただ、道路整備は必ずしも良好ではなく、はまったら前転、リム変形で即リタイアの可能性がある穴がボコボコしています。
標準的な参加者は丸4日以上は走ることになるのでしょう。ロンドンから安全を祈っています。