2017/04/23

自転車保険と自治体の協定と利益相反

Twで述べたこの件について。

自転車保険が、損害賠償の実効性を高めて被害者保護に繋がることはおそらく異論の余地がないように思います。

しかし、前々から、自治体が保険会社とタイアップしてこれを推進することには疑問を抱いていました。
一言で言えばこういう話なのですが、少し説明します。

2017/04/14

パリ・ルーベチャレンジ2017 当日2 後半

第1休憩ポイント後、程なくしてフォロワーの@eibbon59さんと落ち合って握手する話だったのですが、私が遅すぎたためヴェロドロームに移動されたとのこと。

すいません・・・ミスルートしたのが結構いたかった。

中盤、パヴェの捌き方になれてきたところで、★5つ、かのアランベール登場。
最も荒れたパヴェを意図的に残しているということですが、前評判通り。

基本的にパヴェはスピードを乗せて走ることがキモ。そうでないと逆に振動が激しく、また溝にはまってコントロールを失いがちです。

もっとも、ほとんどのパヴェでは、サイドにある程度平坦な箇所があるため、そこを駆け抜けることで誤魔化すことはそれなりに可能。

ところが、このアランベール、サイドにそんな場所は一切ありません。正面突破あるのみ。



アランベールは、序盤がやや緩やかな下り坂、そして中盤以降は基本緩やかな登りです。この登りがかなりこたえる。
さらに、上記のように逃げ場所がないことから、遅めの人も含めてそれぞれが好きなルートを選ぶため、追い抜きにも神経を使います。

そういや10歳前後の子どもも走ってたな・・・Dogmaで()

近くを走っていてたまたま知り合った日本人の方が「★7つだ!」と仰っていました。全く同感です。カルフールアルブル等の同じ★5つとは桁違い。



これもよく知られていますが、プロでも、パヴェを走る際にはバーテープ二枚巻き等の振動対策をしています。
ところが、私は鉄バイクだったこともあり特に用意をしていなかったところ、中盤以降から手の皮が剥けてくることに。

甘く見てました。

とはいえ、序盤と比べて格段になれたことや、友人が疲労してきたことから、この頃になると私が友人から先行する展開。精神的にも余裕が。

この頃になって分かって来たコツ

  • パワーは220ワット程度は出す(私の体重は61キロ、バイクは10キロ程度)
  • 腕は伸ばすのではなくて < > こんな感じにしてショックを吸収
  • ケイデンスは基本低め(70から80程度が安定する)
  • ルートを厳選する。サイドを選ぶのが楽だが、時々柔らかい砂が突然現れたりするのでハンドルを取られるリスクがある。また遅い人も走っているので、余力があれば真ん中の凸部を走るのが楽
  • 前車が落車する可能性があるのでたとえ上手そうな人でもホイールには着かない
  • カーブはリスクを取らない。パヴェのパターンがトリッキーな場合が多いので、ハンドルを取られやすい



最後の難関、カルフールアルブル。タイム測定がされているので結構プッシュ。

これを突破すればあとはルーベまで10キロちょい。余裕で流して、ルーベーのヴェロドロームに5時59分に到着。


最後にeibbonとも会うことができました。ギリギリまでお待ち頂きありがとうございました!



パリルーベチャレンジ、実際の所、無事故で帰れるか、結構不安だったのですが・・・終わってみれば無事故どころかパンクもないノートラブル。楽しみました。

翌日はパリ・ルーベの生レースを観戦、その後ロンドンに帰宅したのは午後10時過ぎ。タフな週末でしたが一生の思い出になったのでした。

2017/04/12

パリ・ルーベチャレンジ2017 当日

リールに到着後、仲間と合流。
ビブスは仲間が代理で回収してくれたので、前日は特にやること無し。

もっとも、翌朝のバス出発時間が午前5時に指定されていることから、なるべく睡眠時間を確保するべく10時ころに就寝。

起床は午前3時50分。20分で準備して、そこから自動車で15分、ルーベのヴェロドロームに到着。

気温は5度くらい。昼間は20度近くまであがることから、半袖ジャージを選んだものの、寒い・・・



バスに伴奏する重連のトレーラーに自転車を積み込むものの、ここでトラブル。担当者が積み込む方法(並べる向き)を間違えて、私の直前で全部整列しなおすことに。

むむむむ・・・30分ロス。

そんなこんなでバスに乗り込んだのが5時過ぎ。ところがここからバスが全然出発しない。6時30分ころまで何もせずに待機。

スタートは直線距離でも100キロ近く先。出走時間は7時~9時と適当なことを言われていたものの、このままではまず8時以降の出発になりそうです。

結局現地に到達したのは8時半過ぎ。



現地について勘づいたのが、バスの出発を遅らせたのは、おそらく現地の渋滞回避のためだということ。確かに一斉に到着しては場所がない。

とはいえ、時間はもはや9時前。長蛇の列のトイレを済ませて、出発したのは9時過ぎ。



170キロコースの売りは本番のレースで使われる全てのパヴェが体験できること。出発地は最初のセクターの近くに設けられており、出発してほどなく到達。

パヴェを走るのは経験がないわけではないですが、町中でホドホドという程度。こんな農道を駆け抜けるのは初めて。
よって、最初のセクターではかなりおそるおそる。ところが、パヴェの性質上、遅く走れば走るほど上下動が激しく、バイクコントロールもシビアに。

友人らは全力で突っ込んでいく。凄いな~

そんな第1パヴェ、既にあちらこちらにボトル・・・のみならずボトルケージまでが散乱。明らかに集団落車の痕跡。うへえ。

そんなこんなで3つめをこなしたところで、思わぬトラブル。
なんと、ルート標識を見逃すミスルート。既に経験した第1パヴェに戻されることに。

あわてて来た道を戻って回復するも20分ほどロス。

第1休憩ポイントで友人に合流。



多くの人が言うとおり、休憩時間をいかに効率的にこなすかが時間削減のコツ。しかし、仲間と走っている時に陥りがちな、長丁場の休憩に。
周りを促すもなかなか腰が重いので、私が第1パヴェで遅れまくったのを口実に「私パヴェが遅いからちょっと先に行くわ」と言い残して先に出走。

実際体が冷えて辛いんですよね。

さらに続く。

2017/04/11

パリ・ルーベチャレンジ2017 準備

元々参加する気はあんまりなかったのですが・・・

皆さんご存じパリ・ルーベ。ツール・ド・フランスのASOが主催しているわけですが、TDF同様、このレースにも付随する市民イベントがあります。

パリ・ルーベチャレンジ




170キロ、145キロ、70キロの3つのコースがあり、170キロのコースでは、プロのレースで使われる全てのパヴェを体験可能というのが売り。

いやいや、プロでもボコボコ落車するコースを素人さんに集団で走らせるって・・・って当初は思っていました。

ところが、マヨルカにも一緒に行った友人から、「お前、クロモリの自転車持ってるだろ。どうして来ないんだ」と迫られることに。

パリ・ルーベ自体の観戦には関心もあったし、これを逃せば一生チャンスもなかろう、と思い、それでは、と参加することにしました。

もっとも、イベントは土曜の早朝。そして、仕事がら、金曜日をフルで休むことははばかれる。というわけで、行きについては、金曜日の朝から出かける友人らとは別行動とし、午後の半休に留め、ユーロスターでリールへ移動、合流することに。

ユーロスターと輪行

輪行袋が原則必要な日本と異なり、UKの鉄道は逆に原則不要です。

ただ、全席予約かつ国際列車のユーロスターについては、少しコツが必要になります。

まず、電車を確定させます。ここは普通にインターネットで予約すればOK。

次に、Eurodispatchに連絡し、予定する便のために自転車を持ち込めるか確認します。

事前に連絡すれば費用は25ポンド。自身の輪行袋を使ってもいいですが、この料金を払えば、箱は先方で用意するらしく、基本的に梱包の必要はありません。

もっとも、ユーロスターの自転車搬送には決まったスロットがあるようです。したがって、それが一杯になっている場合は、乗車時に持ち込むことはできません。

そこで、時間に制限がある場合には、まずこれを確保することが先決になります。

もっとも、予定した便における輪行が不可能であった場合でも、次の策があります。

上記Webでも説明されていますが、ユーロスターは、乗車便の24時間以上前に自転車を駅に持ち込めば、予定便までに現地に届けることを保障してくれます。

予定便を確定させたら、その1日以上前に自転車を駅に持ち込んでおけば、現地で降車後直ちに自転車を受け取ることが可能に。

なかなかよく出来た仕組みですね。

私も、残念ながら乗車時の持ち込みはできないと言われたことから、移動の二晩前、水曜日に自転車を持ち込むことにしました。

持ち込んだ日には、受付にどんどん問い合わせの電話が。皆、イベント前日の移動を目論んでおり、その予約の問い合わせのようです。担当者は、これに対して、とにかく早く持ち込んでくれ、という回答。

サイコンやライト、ボトル等の脱落の可能性があるものは外し、預け入れを行います。

あとは当日移動するだけ。

当日の天気は快晴。朝の気温こそ低いものの、昼間は20度近くまで上がる見込み。
決して楽とは言えない170キロのイベントですが、サポートつきなのも鑑み、装備と持ち物は下記の通りとしました。


  • 自転車
    • 基本的にはいつものLevelクロモリ。タイヤもGatorSkinの28ミリと、通常通り。特にバッグ等を付けることもなく、ポケット補給で対応することに。
    • ただし、タイヤチューブだけはいつもより多目に持参。 
  • 服装
    • ジャージは、その日の朝の様子で、Raphaのロングスリーブかショートスリーブを選択可能に。
    • アンダーとして、速乾性のアンダーに、Under Armourのロングスリーブを用意。ショートスリーブジャージを使う場合はUnder Armourをアームカバー兼用に用いる予定で。
    • ビブスはRaphaのブルベタイツ。これにDHBのレッグカバー。
    • グローブは朝の寒さを鑑みフルフィンガー、衝撃吸収も企図して厚めのものに。
    • シューズはそのまま。特にカバー等は用意せず。
    • ウインドブレーカー。早朝の寒い時間帯のために。
  • 補給食
    • サポートつきのイベントなので、エイドポイント間で死なない程度のジェルを用意。もっともこれはあまり積極的に使うことは予定せず、基本的にはエイドポイントでのおやつを中心に。この辺はAudaxと異なりイージーモード。
  • その他
    • いつもの通りのツールボトル。アーレンキー、タイヤレバーそしてチューブ。
    • GPSはガーミン。
    • モバイルバッテリー。ガーミンと携帯用。
    • ライト。早朝の移動があるのと、万が一日没後に走ることになったときのために。
これらをリュック1個とトートバッグに詰め込み、金曜日は午前中勤務。そして勤務後直ちにセント・パンクラス駅へ移動。

休前日だからか、駅は大混雑。少し早めにいっておいてよかった・・・

ちなみにセント・パンクラス等、ユーロスターの駅は、出発地に到着国の入管があります。したがって、ロンドンにいながら、ここでフランスの入国手続は完了。

ユーロスターに乗車し、ちょっと目を閉じたらわずか1時間30分でフランスのリールに到着。

つづきます。