2016/01/12

Strava Global HeatmapとRaphaの新店と

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Raphaの出店戦略は実に理に適ったものでした。
写真はLiverpool Street駅そばからシティを望む

Strava Global Heatmap

Stravaは、アップロードされた世界中の走行データをまとめてヒートマップの形で一般に提供しています。

一般には、リンクのようなマップで提供されていますが、同社は様々な用途に使用できるよう生データを提供しているということ(有料)。
私の友人は、研究目的でディスカウントしてもらったそうです。

道路行政や自転車ビジネスに関わる場合には必携のデータと言えるでしょう。

このロンドンのデータを、自転車屋のポジションと比較すると、なるほどな、と思うことに出会いました。


UK発、Team Skyにも採用され、今や押しも押されぬサイクルアパレルRaphaですが、最近、ロンドンに2号店を開店。

1号店はロンドンのショッピング街の中心、SOHOにあったのですが、2号店は、そこから少し東にいったLiverpool Streetの近く、Spitalfieldsに開店したのです。



この位置取り、最初はなんでかなと思っていたのですが、Heatmapを見ると一目瞭然。
Liverpool Streetから南は、シティ・オブ・ロンドン、ロンドンのビジネスの中心地。Heatmapでも、ロンドンの北東方向から、かなりの量の自転車が流入していることが分かります。

シティの近くというのもポイント。世界で最も高給取りが集まる町、そこに自転車通勤をする人をターゲットにしたことは想像に難くありません。

元々、SOHOは買い物客、観光客は多く集まるものの、ビジネスの中心部からは少しはずれ、また自転車のアクセスもよいとは言えません。実際、Heatmapを見ても、自転車の利用は周辺と比べて低調なのが分かります。

継続的な集客を見込むには、Spitalfieldsはかなり適した場所と言えるでしょう。

実際、店内も、SOHOよりかなり充実。力の入れようが分かります。



グラウンドと地下の2層構造。地下は女性向けフロアのようです。

そして目玉となるのが店内にある風洞。

商品を試着して、氷点下から酷暑まで温度調節をした上で、風をあてて実走環境を再現できるとか。

力のいれようが分かりますね。
今後こちらが旗艦店という扱いになるのでしょうか。



Spitalfieldsは元々マーケット。これ以外にも、屋台での食事や古着、手芸品などの買い物が楽しめます。周辺にも次々と新しいスポットが誕生しており、ロンドンの文化の発信地になっています。

お越しの際には是非お立ち寄り頂ければと思います。

おすすめですよ。

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