2016/01/19

(とても無知でした)どうしてStravaのサイクリングのEnergy OutputはKJで、ランニングの消費カロリーはKcalでそれぞれ表示されるのか

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Stravaを使っていると、自転車のログの項目として、"Energy Output"がKJ単位で表示されます。
例えば120キロ程度走ると、Output Energyは3000KJ程度に達します。

1Kcalは4.184KJ。とすると、3000KJは、717Kcalということになります。

他方で、同様にStravaでランニングの記録を見ていると、概ね10キロで7~800Kcalほど消費する傾向にあります。私の体重は60キロ程度。

これを比較すると、一見アンバランスのように思えます。

自転車で100キロライドするのと10キロランニング。いくらランニングの方がエネルギー消費が多いからといって、そんなに違うのかという違和感を抱いていました。

そこで、私は、勝手に自転車のEnergy Outputの表記はKcalの誤りなんだと決めつけていました。

しかし、最近になってこの疑問は氷解しました。



ここでの表記は"Energy Output"つまり、パワーメーターを使用している場合にそれが測定した外部のエネルギーの合計です。このような運動量の表記については、KcalではなくKJを使うのがお作法。

しかし、このエネルギーを外部に出すためには、実は体はこの4から5倍のエネルギー消費を必要とします。エネルギー効率はあまりよくない。

したがって、消費エネルギーとしては、Energy Outputの4倍から5倍に達するが、これを栄養学で用いられるKcalに換算する場合、それを4.184で割る必要がある。結果、ほぼ相殺されることになります。

他方で、ランニングについては、体重から消費Kcalを推計するという方法で計算を行っているということ。ここでは、直ちに消費エネルギーとして表示されているようです。

結論として、StravaのEnergy Outputをカロリーに読み替えてしまうのは数値的には近似するのですが、そこにはこのようなロジックがあったという話でした。

参考文献:Allen H and Coggan A, Training and Racing with a Power Meter, 2nd Ed. (Second Edition, New edition, 2nd Ed edition, Velo Press 2010)

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