2015/09/14

ツアー・オブ・ブリテン Stage 8

昨日のStage 7に引き続き、今日はツアー・オブ・ブリテン Stage 8の観戦にセントラルへ。

公式より
ウエストミンスター、トラファルガー広場、ピカデリー・サーカス及びリージェント・ストリートというまさにロンドンの都心を完全封鎖して行われるステージ。

混雑が予想されたため、スタートから2時間以上前に到着するように出かけたのですが・・・ 
がらがら・・・
警察車両隊
あまりイベント自体知られていないのか、トラファルガー広場はがらがら。中心にあるモニュメントの壇上へ上がり、読書や昼寝などしつつ、のんびりスタンバイ。
どこかのレースと違ってきちんとヘリは待機しています。
多分LCYから飛び立ったエンブラエル
この日は珍しく東風
スタートと同時にウィギンス様率いるチームウィギンスが先頭に立ちロンドン市民へアピール。
元々、このチームは新人育成を目的としており、ウィギンスが勝つためのチームではありません。しかし、やはりイギリスの英雄、カヴェンディッシュが抜けた今、抜群の人気です。



逃げ集団は形成されるものの、コースの性質上、ほとんどギャップを稼ぐ事は出来ず。
ユライ・サガン兄さんもローテーションを回します。
一緒にティンコフに移籍していたんですね・・・

ムキムキグライペル
トラファルガー広場からウエストミンスター方向 

リーダージャージ、ボワッソンハーゲンさん 
きれいな足! 
ユライ・サガン兄さん 
リーダージャージを守るため前方で完全ガード 
レースは、2周を残して逃げ集団を吸収。
スカイ、MTNキュベカそしてロット・ソウダルが前方で主導権を争いつつ最終段階へ突入。

トラファルガー広場を抜けた時点で先頭はロットトレイン。
3枚ロットトレイン!
これはグライペルの完全勝ちパターンと思われたのですが、背後にはヴィヴィアーニさんが!

Stage 8 - Highlights : Aviva Tour of Britain | Official website




フィニッシュの瞬間は上記オフィシャルハイライトにて。

結果として、グライペルが先着だったものの、進路妨害のため降格処分。ヴィヴィアーニの勝利となりました。

個人的には残念ですが、ヴィヴィアーニの立場から見れば確かに、という内容。昨日の結果、そして今日もロットトレインに負けず上がっていったことを考えれば、拍手を送りたいと思います。

撮影したビデオですが、あまり画質はよくありませんね。



帰った後にブエルタの最終ステージもテレビ観戦し、お腹いっぱい。
明日からまた平常運転ですね。

2015/09/13

ツアー・オブ・ブリテン Stage 7

ツアー・オブ・ブリテン Stage 7 の観戦に行ってきました。
ロンドンから自走し、ゴール地点となるイプスウィッチの手前、ブランサム・ヒルへ向かいます。

ちょうど100km
通過予定時刻は午後3時過ぎということだったので、余裕をもって午前9時に出発。休憩・食事をゆっくり取っても十分間に合う時間です。

ルート上には、チェルムスフォード・コルチェスターという2つの大きな街があり、そこで補給を行うプラン。

Stratford International
断面図から分かるとおり、序盤はエセックスの細かい丘をアップダウン。もう1つは、コルチェスターの手前の登り。獲得標高は700メートル程度。

ロンドンの周辺は基本的に南西風が卓越で、北東に向かう場合はほぼ追い風になります。今日も例に漏れず、ずっと追い風に恵まれました。

予想以上のペースになってしまったため、当初予定にないティーブレイクを挿入。チェルムスフォード手前で一服。

Writtle Tea Room


にわか雨が降ったり晴れたり
お城ですが結婚式場として使われているようです。

コルチェスター城
約90キロ地点となるコルチェスターに到着したのが出発から休憩込みで4時間後の13時。観戦予定地点は100キロ地点なので、ここで昼食。
大通りを封鎖してマーケットが開かれていました

ブランサム・ヒル頂上
ブランサム・ヒルは3級山岳という格付でしたが、実際に登ってみると全然大したことはありません。イングランドは細かい丘は多いですがいずれも距離/斜度ともに大したことはないのです。

頂上より少し斜度がキツい下の方に移動してポテトチップをかじりつつ待機。

Twitter実況によるとこのちょっと前に逃げは吸収された模様。大集団での登場となりました。



この日の結果は私が大好きなアンドレ・グライペルの勝利に終わりましたが、ゴールまで20キロ弱のこの地点で、既にロット・ソウダルが集団をコントロールしているのが見て取れます。すごいなあ。

大集団通過後は直ちに移動開始。集団を追いかけるかたちで、ゴール地点の街イプスウィッチに向かいます。

電車まで時間があったので早めの夕食中

Greater Anglia本線の輪行

ここでUKの輪行について簡単にご紹介。基本的にUKのNational Rail Services (旧国鉄。現在は分割民営化されていますが、統一ブランドとしてのこの名前が用いられます) では、自転車をそのまま持ち込むことができます。もっとも、混雑時等に会社の判断でお断りがあり得るのは同じ。

今回利用する東海岸のGreater Anglia本線では、大まかに、Norwich - Ipswich - Colchester - Chelmsford - Londonといった主要駅しか停車しない特急に相当する列車「インターシティ」と、それより多く止まる近郊列車、そしてロンドン近郊の通勤電車が存在します。

このうち、遅い方の2つは、相応の通勤客を捌くにもかかわらず、2ドア/クロスシートの構造。必然的にデッキにかなり多くの客が滞留することになり、混雑する時間はおよそ自転車を持ち込める状況にありません。
実際、ロンドン周辺においては、ラッシュアワーは持ち込みできないことになっています。

これに対し、インターシティには、専用の荷物車が存在し、そこに自転車を積んでもらうことができます。多くの列車が日本同様電車となるなかで、この列車は、機関車 - 客車 - 運転台付荷物車 を用いたプッシュプル運転が今でも行われています。

2015年現在のオペレーターであるAbellio Greater Angliaのウェブページでは、建前上事前予約が必要となっていますが、実際の所、空きがあれば飛び込みで載せてくれます。


イプスウィッチのホームで待機中
客車列車!

ロンドン側が機関車、ノリッジ側が荷物車ですので、プラットホームのノリッジ側に待機し、車掌さんに声を掛けて扉を開けてもらいます。

これが最後尾の荷物車。降りたときに撮影 
この扉を車掌さんにあけてもらいます
ブレブレですが、停車時間は短いので、じっくり写真を撮る暇はありません・・・
こんな感じで固定する台が複数ついています。

座席予約票
この積み込みは無料。こちらの鉄道は前日までの購入でかなりの割引が利くことが多く、特にインターシティについては座席も同時に予約されることから、事前予約をお勧めします。

古い客車なので、自動ドアではなく手動ドア
乗客が窓から手を出してドアを開けるという・・・
このインターシティタイプの列車は、旧国鉄で用いられていたことから、Greater Anglia本線以外でも使われているようです。

まとめると、UKで輪行される場合には、
  • 持ち込み自体の可否のチェック
    旧国鉄系は基本OKだが時間帯等の制限がある。地下鉄は駄目な場所も多い
  • ラッシュアワーの回避
    日本の通勤電車よりかなりスペースが狭い
  • 使用車両の確認
    Wikipedia等で可能
がチェックポイントでしょうか。
もっとも、基本輪行袋不要ということで、慣れればかなり便利です。

今日はこんなところで。明日はStage8、ロンドン中心部を閉鎖してのクリテリウムです。

2015/09/11

Lee Valley Velo Parkでトレーニング

2012年、ロンドンオリンピック

メイン会場は、ロンドン東側Stratford(ストラットフォード)近郊の再開発地区。

元々は鉄道のヤード等が集積していた場所だったのを、大々的に再開発を行い、オリンピック施設や、巨大ショッピングセンターWestfieldを建設。オリンピックから3年を経過した現在も、オフィスビル、大学施設の移転、住宅の整備といった活用計画が進行しています。

これら一群はQueen Elizabeth Olympic Parkと名付けられ、メインスタジアムは長期間の改修を経て数週間前に使用が再開されました。

今年の10月にはラグビーワールドカップが開催され、その後はイングランドプレミアリーグのWest Ham Unitedの本拠地になる予定です。

これらオリンピックのレガシーの一つに、トラック競技が行われたVelodromeがあります。チームGBは地元開催のオリンピックで華々しい戦績を挙げ、この競技場はいわば英国自転車界の聖地になりました。

トラックのみならず外壁も板張り


近時ではブラッドリー・ウィギンスのアワーレコード挑戦がここで行われ、見事時速54.526kmの記録を達成。





このようにヴェロドロームはトラックレース会場として活用されていますが、それだけではありません。この外には、自転車専用のロードサーキットや、BMXコース、シングルトラックトレイルまでもが用意されています。

ロードサーキット

このロードサーキットですが、占有利用がない日は一般に開放されており、通常は5ポンド、木曜日は3ポンドで誰でも利用することができます。

特に木曜日は割引があることから、近隣から多くのサイクリストが集まります。私もトレーニングのために利用しています。

まずは、利用案内で一般開放されているかをチェック。例えば2015年は、水曜日の夕方に地元のロードレースが開催されていたため、その日は利用できません。

入り口 自転車専門店も併設されています
中に入ってチケットを購入
現地に着いたら、まずは受付へ。チケットを購入します。紙のバンドをチケットとして受け取りますので、自転車やリスト、あるいはヘルメットにわかるように装着。

チケット
チケットを買ったら正面玄関に外から向かって右側のゲートへ。ゲートを開けてもらって進入。
ゲートを通過して地下道を進みます
ロッカーもあります。奥はBMXサーキット
ロードサーキットへ
途中、トイレやロッカー、更衣室がありますので、必要な場合はそれぞれ利用できます。
レンタルバイクコーナーもあるようですが、私は利用したことがありません。

ロードサーキットは一周1.6km。約12メートルのアップダウンですが、1箇所だけちょっと急なアップダウンがあります。ロンドンは基本的に西風が卓越ですので、西に向かう場合は向かい風に。日によって周回方向が異なるように設定されています。

英国は左側通行ですので、遅い人が左側を走行。右から抜くのが基本です。

百分は一見にしかずということで、走行ビデオ。


オープン時間は午後9時まで。夏場は最後まで明るかったりしますが、さすがに9月ともなると8時過ぎには暗くなってしまいます。もっともナイター完備なので快適。

日本でもこの手のができるといいのではと思います。実はあまり場所は使っておらず、例えば荒川河川敷の一部を利用してこの種のを作ることは不可能でないように思えますが・・・

ロンドンにお越しの皆さん、2016年冬まではこのへんにおりますので、ご関心があればコメント欄にご一報を。ご案内いたします!(いるかな~・・・)

2015/09/10

ツアー・オブ・ブリテン観戦計画

ブエルタも佳境にさしかかっていますが、ここUKではツアー・オブ・ブリテン。ブラッドリー・ウィギンスや、マーク・カヴェンディッシュ、アンドレ、グライペルといった選手たちが出場しており、身近な地を通ることもあって、こちらの観戦計画を立てているところです。

とはいっても、平日は無理なので、次の土日に行われる第7ステージ、第8ステージを観戦する計画を立案中。

第7ステージ  Fakenham - Ipswich

公式より
第7ステージはロンドン北東約120キロ程度に位置する街Ipswichにゴールするステージ。概ね平坦に見えつつ、イングランドに典型的な細かな丘が連続するステージ。

地図は右側が北方向なのですが、ゴールのすこし手前では、一度ロンドン側に行ってから再度北上することになります。Ipswichまで行っても、街の中で人が多く、また時間的に余裕があるか疑問があることから、この手前の三級山岳Brantham Hillでスタンバイする見込み。

ここまではロンドンから自走を予定。ただし天気が悪かったら素直にIpswichまで電車にしようと思います。

第8ステージ ロンドン

先日のRide Londonに続いてのセントラル封鎖。
公式より
基本的に周回コースなのでどこで見てもいいのですが、写真として絵になるのはやはりトラファルガー広場でしょうか。

公式のマニュアルによると封鎖のタイミングは次の通り。

  • 08:00 Route wide road closures implemented NEG/Team Parking Team/Race Controllers on site PA Check
  • 09:30 Crew supervisor’s meeting Media Centre opens
  • 11:00 Premier Inn Bed Push starts Tour of Britain teams arrive
  • 11:30 Bus access to Aldwych from Lancaster Place closed Premier Inn Bed Push finishes Hospitality opens
  • 11:45 Aviva London Cycle starts
  • 12:45 Aviva London Cycle finishes
  • 13:45 ToB Sign on opens Circuit available for warming up
  • 15:00 ToB sign on closes TV Live
  • 15:30 ToB stage 8 starts
  • 17:30 ToB Stage 8 finishes
  • 17:40 ToB Presentations
  • 18:00 Hospitality closes Live TV finishes
  • 19:30 Route wide roads phased re-opening
朝8時に完全封鎖ということなのですが、さすがに3時まで場所取りは辛い。正午頃に着くように行動しようと思います。

しかし本当に手慣れたものだと思う一方、興味のない観光客の皆さんには大変な一日になるでしょうね・・・

2015/09/07

アルプス(8) アルプ・デュエズ

大事なものは最後までとっておく派です。
最終日はアルプ・デュエズへ。
プロファイルとHR等。パワーメーターは電池切れで動作せず。
斜度だけをみれば他の峠と比較してさほど特徴があるようには見えないアルプ・デュエズ。

しかし、実際に挑んでみれば、序盤の急斜面+延々と続くつづらに加え、何よりその「坂格」に惹かれた多くのサイクリスト相互のプレッシャー(要するにオーバーペース)により、これまででもっとも苦しい登りに。

基本的に序盤は抑えめに、中盤以降の斜度が緩んだところからペースをあげるのが良さそうです。

この季節は特にサイクリストが多いため、早い人も遅い人も混走することになります。同時に自動車も多く走っているので、ライン取りには注意が必要です。時には自動車を抜かせる心配りも必要に思えます。

街の手前の最終カーブ

一度街に入ります。カフェや表彰台もあったりしてゴールっぽいのですが、ここではありません。もう少し先へ。

ここが本当のゴール。

下りルートからの写真。

ツールの数日前ですが既にこんなに出来上がって(?)いる人たち。

オランダカーブ。既にスタンバイ済み

絶景

麓の街まで降り、川沿いで休憩。
近くのスーパーで即席サンドイッチをでっちあげました。

宿はVaujanyという村にあります。
第20ステージでグランドンを下った所に発電用の人造湖があり、その発電所から登ります。

おじいさん、放牧中の歩きスマホはやめましょう。
落ちたら死にますよ・・・
そんなこんなで2週間にわたったアルプスもフィナーレ。

我々の撤収予定日は、まさにこのVaujanyの足元から坂を登ってCroix de Ferを抜ける第18ステージだったのですが、残念ながら観戦する暇は無し。
  • ある程度人数を集めてこのあたりの山荘を借りるというのは実は結構安上がり。スーパーで食材を買えばさらに。
  • 日本からであれば、CDGからレンタカーでグループ行動というのはかなりパフォーマンスがよいように思える。
  • 英語もそこそこ通じる。フランス人は英語をしゃべらないというよく聞かれる話は、どうも日本人同様「勉強して分かってるけど恥ずかしくて」という要素が強いという話を聞いて納得。
今回はUKから来る機会がありましたが、日本に戻った後も仲間を募ってきてみたいものです。