2015/08/10

エタップ・デュ・ツール 2015 参加記 (2) 現地に行くまでの準備について

このエントリーをはてなブックマークに追加
 
今回は現地に行くまでの準備について。具体的には、
  1. 宿・交通手段
  2. 装備、携行品
  3. 健康診断その他の必要書類
についてご説明しようと思います。

宿と交通手段

ツアーを用いない場合、これらは当然自前で確保を要します。
基本的にフランス国内の山岳ステージが舞台ということですので、アルプスかピレネーか。

宿

我々は、アルプ・デュエズの近くにあるシャレー(山荘)をグループで借り切って拠点にしていました。この地区の山荘は、冬はスキー、夏は自転車目当ての観光客で成り立っていることから、基本的にどの宿も自転車の持ち込みには理解があると思います。ホテルも同様と聞きました。

ホテルであれば当然食事は外食ということになりますが、シャレーであれば、スーパーで食材を調達しての自炊も可能。これを機会に、フランスの多様な食材を味わうのもいいかもしれません。
建物の上層階にはオーナーさんが使用。
下層階を丸々借りました。

キッチン

屋内保管も可。
もっともほとんどは中庭に放置していましたが・・・

スーパーで食材を買って自炊します。

交通手段

これが結構な難問です。日本からの渡航の場合、フランスの玄関となるのはCDG - パリのシャルル・ド・ゴール空港なのですが、アルプスもピレネーもかなり遠い。東京-大阪の比ではありません。

例えばアルプスであればリヨンやジュネーブの空港まで乗り継いで行ってからのアクセスのほうが近い。日本からの直行便の場合はミラノもあり得ます。

現地での移動は、可能であればレンタカーのほうが望ましい。TGV等の公共交通機関を使うことは不可能ではありませんが、UKのように自転車をそのまま持ち込むことは列車によっては不可。航空輪行も踏まえたハードケース等の重厚なケースを用いる場合、かなりキツいと思われます。走る前に消耗しちゃいますね。


Luggage, bicycles & pets | SNCF
フランス国鉄の自転車持ち込みに関する説明です。
特定の列車以外では日本と同じく袋詰めを要求。



装備と携行品

タイヤセレクト

路面について。峠道の舗装はさすがに荒れていることが多いですが、主要道路はかなりスムーズ。都会のようにガラス片が飛び散っていることもありません。

日本と比較するのはさすがに無理がありますが、パンクのリスクはそこまで高くないように思えます。

かなりスムーズな道ばかりです。

そこで、今回は、Vittoria Open Corsa CXの25cを選択。無事ノートラブルで走りきることができました。

なお、エタップではMavicのサポートバイクが一応走っていますが、全ての人に対応できるわけではないようです。現に、多くの人が路肩でパンク修理をしているのを目撃。

パンク対応を自前ですることを考えると、チューブラーは当然お勧めできません。

服装

夏だから半袖ジャージだけでいいという考えもあり得ると思いますが、ヘタレの私は次の装備を準備しました。

基本服装セレクト

  • ロングスリーブジャージ
    秋用の比較的生地が厚めのものですが、敢えての持参。
    日焼け防止のアームカバー代わりになるほか、水を含ませ、その水が少しずつ蒸発することで、相応の冷却効果が見込めます。素肌だとすぐ流れてしまいますが、これなら保水力抜群。
    下りでもこれならウインドブレーカーは不要になります。
  • 下は通常のビブショーツ。

ジャケット類

また、気温・降水の変化に備えて、次のジャケットを用意しました。

  • Gore-Texレインウェア
    本格的な雨天が予想される場合
  • ロングスリーブウィンドブレーカー
    山岳部でかなりの低温が見込まれる場合
  • スリーブレスのジレット
    上記にあてはまらない場合
  • シューズカバー
    ジャケットとは異なりますが、これも低温が見込まれる場合を想定して用意
今回は、夕方から雷雨の予報だったのでGore-Texレインウェアのみ持参しました。結果として雨どころかずっとかんかん照り。下りで少し羽織っただけでした。

もっとも、山岳地帯では天候の変化が激しい。今回は、晴れる方向で天気予報が外れましたが、逆も当然あり得ます。

可能な限り多くのシチュエーションに対応出来る装備を用意したほうがよいと思います。

補給食

ジェル7本
バー7本
電解質ドリンクを作るタブレット複数
一番右はスタート地点で貰える補給食です
これに加えて、エナジードリンク1本+電解質ドリンク1本のダブルボトルでスタート
補給食の詳細については、専門の説明がウェブに多く見られますので、そちらを参照されるとよいと思いますが、

多いに越したことはない

とは言えると思います。

途中のエイドは相応に充実していますが、出てくるのはあくまで若干のフルーツ、ナッツ、ジェル程度。必ずしもその時々で食べたいものが出てくるわけではありません。

また、かなり混雑しており、制限時間を考えるとあまり余裕もない。

実際、私は最後尾からのスタートになったわけですが、序盤のエイドでは、エナジードリンクの素がほぼ売り切れ。

エイドで欲しいものが手に入らない可能性を考慮して準備したほうがよいと思います。

健康診断書その他の必要書類

最後に必要書類について。エタップでは、前日の受付に際して、医師による健康診断書の提出が必要になります。

公式サイトにはひな形が用意されています。
l'Étape du Tour : Medical certificate




私は一時帰国した際に日本のドクターに依頼しました。その際、ドクターから、このDoctors Stampというのはどうすればいいのかという質問が。病院のゴム印はあるが、専用のDoctors Stampというのは用意していないということ。

そこで、ASOに問い合わせたところ、基本的には病院のゴム印でOKという回答を得ました。その際、連絡先として電話番号とe-mailアドレスの付記も要求されたため、これらの記載を依頼。念のため、ドクター個人の認め印も押してもらいました。

こんな感じで作成してもらいました。
この書面に加え、メールで送られてくるConvocationを印刷し、パスポートと共に提示すれば、受付をしてもらえます。

続きます。

0 件のコメント:

コメントを投稿