2015/07/30

自転車 オーダーフレームの注文方法

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ロード乗りの多くの方は、多くの場合、

  • ショップで完成車を購入する
  • フレーム/パーツを組み合わせて組み上げてもらう

のいずれかで自転車を入手されると思います。

ここで両者を問わず共通するのは、「ワンストップ」のサービスであるということ。基本的には当該ショップで完結し、複数の業者と折衝することはありません。

この例外として、パーツ持ち込みによる組み上げ依頼というのがあると思います。
しかし、よく言われることではありますが、これはショップとしてはあまり受けたくない仕事と想像します。フレーム/パーツの販売による利ざやが取れないからではないかと思います。

他に理由があるのかもしれません。例えば、各パーツの不備に起因する不具合について情報が得られない等。

確かに、このような中古パーツを組み上げた後、当該自転車に起因する事故が生じた場合、契約責任の点でかなり微妙な感じです。神経質になってしまうかもしれません。
ショップの目線からギリギリ考えていくと、ショップの供給する新品からの組み上げとは異なり、別途責任限定に関する契約書を巻いた方がいいかなあとすら思うところです。

もっとも、ショップに取扱いのない特殊なパーツを自前で調達したり、ホイールのような独立性の高いパーツを別途用意する、あるいは古いパーツをそのまま持ち込むといったことは、しばしば行われていると思います。

オーダー→組み上げの経路

オーダーフレームについては、大きく分けて、次のような入手/組み上げルートが考えられます。





パーツ購入パーツ持ち込み

フレームビルダーA1A2

提携ショップB1B2

非提携ショップC1C2

自前
D

フレームビルダー完結型

私が最初に選択したのはA1とA2の組み合わせ。ビルダーさんに必要なパーツを調達してもらうとともに、多くの部分は前の自転車から外したコンポーネントを移植してもらいました。

当初はUltegra 6700

元々、フレームビルダーさんはフレームの専門家で、必ずしもパーツの専門家ではなかったようです。しかし、最近一般向けにロードフレームを売るビルダーさんなどは、パーツも調達して組んでくれるところの方が多いようです。

Webで調べた限り&かつ私の旧宅の付近ばかりですが、

  • LEVEL - 私がお世話になったところです。Facebookページで、パーツ調達/持ち込みの双方について作例が紹介されています。結構持ち込みの件数が多いですね。
  • エム、マキノサイクルファクトリー 知人がパーツ付で購入されていました。
全国的には、
  • Panasonic Order System これが最大手じゃないかと。オーダーフレームにコンポーネントを付けて完成車として売る方がメインのようです
ただし、必ずしも好みのパーツの取扱いがあるとは限りません。その際は自前の調達が必要になります。もっとも、これは普通のショップも同じですね。

提携ショップ

ショップによっては、ビルダーに対する注文の窓口になってくれるところがあります。

最大のメリットはアクセス性。フレームビルダーが遠方の場合、近くのショップがこのような取扱いをしてくれれば楽ですね。

また、ショップはパーツの専門家。その点についてもメリットがある場合が多いと考えられます。

主要なパーツはここで調達しつつ、補充的に持ち込みパーツを取り付けてもらい、その後のアフターサービスもお願いするというのが典型的なパターンでしょうか。

いずれも直接利用させて頂いた訳ではないですが、近所ということでチェックしていたのは、

  • Nakajima 私自身はお世話になったことが無いのですが、Webのオーダー自転車のギャラリーはいつもわくわくしながら見ています。大変参考になります。TOEIのツーリングフレームを多く取り扱われているようですが、TOEIはビルダー側で完成車を受けてくれるんでしょうか?
  • ライトサイクル 提携ショップというよりオリジナルブランドという位置づけ。チタンオーダーフレームには大変惹かれるものがあります。

ワンストップサービス

以上の2つは、いわゆるワンストップサービスと呼んでいいでしょう。誰が自転車の形で販売したかが比較的明確ですので、何かあった場合の相手や責任主体が比較的スッキリしています。

これまで挙げたビルダー/ショップは、私がアクセスしやすいという観点でチェックしたものです。可能であれば、近くのビルダー/提携ショップを探して、ワンストップで組み上がるようにお願いするというのが、最も安心なのではないかと考えています。

非提携ショップ

お住まいの地域によっては、フレームビルダーも、それを取り扱ってくれるショップもないという場合も多いのではないかと思います。

この場合、フレームはフレームビルダーに注文し、ショップに持っていってパーツを組み付けてもらう必要があります。

この場合、ユーザーが2方面と折衝をすることになりますので、ワンストップサービスとは言えません。自前でフレームビルダーに注文し、組み付けについては別途ショップに依頼する必要があります。

私のオーダーフレームは、新品の際はフレームビルダーさんにお願いしましたが、その後コンポーネントを付け替えました。その際は、時間その他のコスト的な制約から、近場のショップに依頼。新品のオーダーとは異なりますが、この区分に入るのではないかと思います。

入替後はChorus
例えばコンポーネントなど多額のパーツの購入を伴う場合は、ショップにとっても相応のメリットがあることから、この方法を受けてくれるショップを探すことはそう難しくないように思えます。

しかし中古の組み付けの場合には、ショップのポリシーにもよりますが、冒頭に述べた理由でちょっと・・・という所も多いかもしれませんね。

自前

自前で組むという選択肢も勿論ありますが、これを選択される方はこの程度では悩まれないのではないかと思います。省略。

必要な情報


フレームを注文するにあたって、過去に全く自転車歴がなければ、それはそれでビルダー/ショップと相談して様々な助言を頂けると思います。

そうではなく、過去に自転車歴があるのであれば、フレームを注文するにあたって何らかの目的、動機があり、また過去に使用していた自転車の履歴があるはずです。

私は後者のタイプでしたので、注文にあたって、次の情報を整理していきました。

色のイメージ

唐突感がありますが、最重要です。

というのも、サイズやパーツ選定はじめほとんどの点はプロであるビルダー/ショップが整理/助言してくれますが、色については完全にユーザーの好みだからです。

現場ではカラーチャートやサンプル等を見せて貰えるはずですが、事前に大まかなイメージを整えておきましょう。

フレームサイズはパーツとセットで出る

まず留意すべきは、ペダル、シートポスト、サドル、ハンドルバー+ステム、クランクといったインターフェイス部分の選択との兼ね合いです。

フレームは、これらのパーツとの組み合わせでサイズが計算されます。したがって、これらのサイズが未定のまま、フレームだけ設計するというのは無理な話です。

ワンストップでビルダー/ショップにお願いする場合、これらのパーツのサイズも踏まえた設計をして頂けると思いますが、そうでない場合には、このサイズについての確定した情報が必要です。

私が新品フレームを依頼した際には、前の自転車で使っていたサドル、クランク、ハンドルバー+ステムをそのまま持ち込みました。フレームビルダーさんは、これを前提にサイズを設計してくれましたが、その際、正確なサイズを分かってもらうために、メーカーのサイズチャートをこちらから提示しました。

次にショップでコンポーネントを組み替えた際は、サドル、シートポスト、ハンドルバー+ステムは同一でした。よって、SHIMANO→Campagnnoloであっても、同一サイズのクランクを選べば、ジオメトリに変更はありませんでした。こちらは特に説明は要しませんでした。

複数のショップに依頼する場合、これらパーツ決定の前後関係には注意を要します。この点で、非提携ショップ経由での注文はこの連携に留意が必要に思えます。

前に乗っていた自転車がある場合には、そのジオメトリを書面で用意するか、現物を持参するなどして、ショップ、ビルダー、ユーザーの三者でジオメトリについての共通認識を有しておくとよいかもしれません。

使途

私の場合、これまでの経験と、日々の乗り方、そしてこのフレームをどう使いたいかをざっくりと説明しただけですが、場合によっては(というか、プロフェッショナル向けのサービスとしてはこちらが普通)かなり詳細なイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。

なるべく具体的に、そうでなくても大まかなイメージを持参しましょう。

使徒次第で、特殊なパーツの装着を前提にした設計をお願いすることも可能です。私の場合、マッドガードを後付できるようにフォークに余裕を設けてもらったほか、ダウンチューブ下にボトル台座を設置してもらいました。

体格関係

基本的に必要な情報は採寸して貰えるはずですが、これら情報が事前にあれば、会話の流れ等でビルダーさんのイメージの助けになるかもしれません。

紙にまとめよう

これはフレームに限った話ではないのですが、私は、このような注文をする場合には、基本的に自分の要望を箇条書きし、連絡先等も記載した紙を相談の冒頭に相手方に渡すことにしています。

先方にとっては、様々な情報を全て一からメモする必要がなく、また自分にとっても、希望する項目の抜け漏れがないかのチェックが可能だからです。

通常は2枚用意し、相談の過程でお互いにメモを取って修正を加え、最後に内容を確認してそれぞれ持ち帰っています。

おわりに

以上は私の少ない経験だけを元にしたノウハウですが、何かお役にたてば幸いです。
他の方の体験・ノウハウ等も伺いたいので、よろしければ是非コメントを頂ければと思います。

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