2014/01/06

横風による車両との接触事故について

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あけましておめでとうございます。
前回記事で申し上げた通り、大晦日は犬吠埼に走りに出て来ました。
自宅のある台東区を午後11時に出発し、船橋付近で年越し。
休憩を挟みつつ午前4時30分頃に銚子に到着、無事初日の出を拝むことができました。



この日は行きはずっと追い風。当然帰りは向かい風となります。
元旦は特に風が強く、帰路は延々と向かい風or横風の中の走行を強いられました。

そのような中、ある場所で、強い横風に煽られて若干道路中央に出てしまうことが一度。
タイミングが悪ければ追突事故を招きかねない場面でした。
かなり注意して走行していたのですが、抗えず。肝を冷やしました。

裁判実務で使用されている基準(別冊判例タイムズNo.16 315ページ)では、
このように同一進行方向に進む自動車が進路変更した自転車(自転車前方に障害物無し)に追突した場合の基本過失相殺割合を、自転車20:自動車80としています。
ちなみに、自転車前方に障害物がある場合は、自動車側は進路変更をより容易に予見できるとして、10:90。
本件のように、強風によって何もないところで突然道路の中央側に進路変更した場合は、前方に障害物が無い場合に準じて考えることになるものと思われます。

これを基本に、自転車の合図の有無や、自動車、自転車側の過失の程度によって修正が加えられます。
基準では、自転車の合図(手信号)がなければ自転車側に+10%。さらに自転車側の状況によっては過失割合が加算される可能性があります。
強い横風の中走行したこと自体も、もしかしたら考慮されるかもしれません。ディスクホイールなんかもドウカナ・・・

あまりに自転車側の態様が酷い場合には、そもそも事故の原因が自転車にある(自転車100:自動車0)と判断されることも。
(参考:東京地判平成21年2月24日 アルコール+速度超過による自爆)

車道走行の原則が再度強調されるなか、横風に起因する事故は増えてくるかもしれません。
私も十分気をつけようと考えた次第です。

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